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アジアのインテリア雑貨

前の項までにインテリア雑貨の世界的な産地として北欧のご紹介をしました。世界の勢力図を見ると北欧を一番目にご紹介するのは当然のことで、それでは次にご紹介するのはどこのインテリア雑貨でしょうか。それはアジアです。
言うまでもなく、私たちが住んでいるこの日本は地理的にも気候的にもアジアの一国です。そのため、日本で生産されるインテリア雑貨もアジア産ということになりますが、ここでは国産は除きます。あくまでも日本以外のアジア諸国のインテリア雑貨についてのお話です。それではどのあたりの国で作られているもののことを指すのでしょうか。
主にベトナムやタイ、インドネシアなどの東南アジア諸国や中国、インドで作られたインテリア雑貨のことをアジアン雑貨、アジアン家具と呼んだりします。これだけ見るとものすごく広い範囲で作られたものを総称しているような感を受けますね。何せ北欧インテリア雑貨というとそれほど広くない北欧諸国に限定されていますから、アジアンインテリア雑貨がいかに広い範囲のことを指しているのかが分かります。実はこの分類というのは何もどこで作られたかという地域を問題にしているのではなく、どんなインテリア雑貨なのか逆に言うとインテリア雑貨のテイストはどんな感じなのかということで分類されます。これでもう一度考えてみると、北欧とアジアは全く異なるインテリア雑貨の文化を持っており、またそれぞれのグループは比較的似たテイストのインテリア雑貨だということになります。
それでは北欧に対してアジアのインテリア雑貨というのはどんなテイストなのでしょうか。インテリア雑貨の中でも、特に家具に話を限定するとそのテーマはやはり「木」です。もっとも家具だけではなく他のインテリアにもそれは言えることなのですが、その傾向が最も顕著なのが家具です。北欧はそのご当地で産出される寒冷地の硬い木を使い、それを精度の高い工業技術で加工した家具が特徴だとお話しましたが、アジアン家具はその正反対だと言えます。どう反対なのかと言いますと、まず素材の木は熱帯の木ですから非常に柔らかい素材が中心となります。なぜ柔らかいのかと言いますと寒冷地と違って熱帯では温度も高く水も豊富なので木はスクスク育ちます。そのため木の目があまり詰まっていないからです。次に作りこみですが、細かいところまで作りこむ北欧インテリア雑貨と違って、アジアは素材の味をそのまま出すことに重点が置かれているのでかなり素材感があります。
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